Can't Tell Me Nothing - Kanye West

Album : Graduation
Track : 5
Year : 2007
Produced by : DJ Toomp & Kanye West

Kanye West (カニエ・ウエスト)が2007年にリリースした3枚目のスタジオ・アルバム『Graduation』から5曲目” Can’t Tell Me Nothing “を紹介します。

「俺には何も意見できない」と題された曲は、彼がラッパーとして受けてきた批判に対するアンサーとも言えるリリックが綴られています。
高価な宝石を買い集め、ルイ・ヴィトンを見せびらかしていた彼の想い、考えとは一体どんなものだったのでしょうか。

[Intro – Kanye (w/ Young Jeezy)]
La, la, la la (Yeah)

Wait ‘til I get my money right
俺が金を稼ぐまで待ってろよ

[Verse 1: Kanye West]
I had a dream I could buy my way to heaven
夢を見たんだ、天国までの切符を買う夢をさ

When I awoke, I spent that on a necklace
目が覚めたら、ネックレスに金を使っちまってた

I told God I’d be back in a second
だから神様に言っといた「すぐに戻るよ」って
(彼はネックレスのような高価なものを買っています。これは信仰深い敬虔なキリスト教徒にとっては必要のないものですね。彼は物質的なものを一時的に楽しむだけだと神に告げているわけです)

Man it’s so hard not to act reckless
バカじゃないフリをするのは難しいよな

To whom much is given, much is tested
多くを与えられた者は、多くを試される
(ルカによる福音書12章48から)

Get arrested guess until he get the message
神のお告げを受けるまでは、牢屋にぶち込まれるのさ

I feel the pressure, under more scrutiny
俺はプレッシャーを感じてる、常に監視を受けてるんだ

And what I do? Act more stupidly
それで俺がどうするかって?もっとバカみたいに振る舞うのさ

Bought more jewelry, more Louis V
宝石を買いまくって、ルイ・ヴィトンだらけ
(彼はあえて高価なものを買っているんですね。それが彼の生きて行く道だと)

My mama couldn’t get through to me
ママの説得も俺には通じない
(「宝石には何の価値もない」という説得ですね)

The drama, people suing me
このドラマの中で、人々は俺を責め立てる

I’m on TV talking like it’s just you and me
TVに出て、まるであんたと二人きりかのように語りかける
(ハリケーン・カトリーナにアメリカが襲われた際、TVに出演し、当時の大統領ジョージ・ブッシュに「あんたは黒人のことを無視している」と発言したことから)

I’m just saying how I feel man
俺は自分の思いを伝えただけさ

I ain’t one of the Cosby’s, I ain’t go to Hillman
俺はコスビーでもねえし、ヒルマンにも通わねえ
(The Cosby Showは上流・中流階級の登場人物を映し出したTVショー。Hillman Collage はコスビーに登場する医者・弁護士の子供達が通うお坊っちゃんカレッジ)

I guess the money should’ve changed him
金があいつを変えてくれればよかったのにな

I guess I should’ve forgot where I came from
俺は自分がどんなところで育ったか忘れるべきだったんだ
(どれだけ金を稼いでも人は本質的には変わらない。貧しい人は自分たちの育った苦しい環境を忘れようともがくが、結局は変われない)

[Hook: Kanye (w/ Young Jeezy)]
La, la, la la
Wait ‘til I get my money right
大金を手に入れるまでは待っていてくれ

La, la, la la
Then you can’t tell me nothing, right?
そしたらお前、俺に何も言えなくなるだろ?

Excuse me, was you saying
something?
失礼、何か言ったか?

Uh uh, you can’t tell me nothing
いや、お前は何も言えないよな

You can’t tell me nothing
俺に何も言えないんだ

Uh uh, you can’t tell me nothing
あぁ、俺には意見できないんだ

[Verse 2: Kanye West]
Let up the suicide doors
スーサイド・ドアを開いて
(通称自殺ドア。本来と逆の方向に開く車のドアのこと)

This is my life homie, you decide yours
これは俺の人生なんだよ、お前も自分の人生は自分で決めろよ

I know that Jesus died for us
神様が俺たちのために犠牲になったのはわかってる

But I couldn’t tell ya who decide wars
でも誰が戦争を始めたのかはわからない
(神様の正体は明らかになっているものの、悪魔の正体がわからないと)

So I parallel double parked that
motherfucker sideways
だから脇道に車を平行二重駐車してやった
(ルールを無視した行動です。ニヒリズム的なことを言いたいのでしょう)

Old folks talking ‘bout, “Back in my day”
おっさんたちが話してるよ「俺たちの時代はな…」って

But homie this is my day
でもホーミー、今は俺の時代だぜ

Class started 2 hours ago, oh am I late?
授業は2時間前に始まってる、あぁ俺遅刻しちまったか?

No, I already graduated
いや俺はもう卒業してるんだった

And you can live through anything if Magic made it
もし魔法 (マジック)が本当なら、お前も何があっても生きていけるさ
(HIVに感染した元NBAプレイヤー、マジック・ジョンソンを示唆しています。その後病気からの復活を遂げています)

They say I talk with so much emphasis
みんな俺が話を誇張しすぎだって言うけど

Ooh they so sensitive
あぁ、だってお前らみんな繊細だもんな
(彼の言葉一言一言を真剣に受け止めすぎる人をからかっています)

Don’t ever fix your lips like collagen
唇を整形するのはやめとけよ、コラーゲンみたいプルプルにさ

And say something when you gon’ end up apolog’ing
謝りたくなった時だけ話しかけてこい

Let me know if it’s a problem then, aight man, holla then
なんか問題があるなら教えてくれ、オーケー、じゃあまたな

[Hook: Kanye (w/ Young Jeezy)]
La, la, la la
Wait ‘til I get my money right
大金を手に入れるまでは待っていてくれ

La, la, la la
Then you can’t tell me nothing, right?
そしたらお前、俺に何も言えなくなるだろ?

Excuse me, was you saying
something?
失礼、何か言ったか?

Uh uh, you can’t tell me nothing
いや、お前は何も言えないよな

You can’t tell me nothing
俺に何も言えないんだ

Uh uh, you can’t tell me nothing
あぁ、俺には意見できないんだ

[Verse 3: Kanye West]
Let the champagne splash, let that man get cash
さあシャンパンを空けて、他人を金持ちにしてやる

Let that man get past
俺より先に行かせてやるんだ

He don’t even stop to get gas
あいつはガソリンを補給する必要もない

If he can move through the rumors, he can drive off of fumes ‘cause
噂も気にせず走り抜けられるなら、煙を吹き飛ばしてドライブできるだろ、だって

How he move in a room full of no’s?
「ノー」って否定しかしない奴らに囲まれたらどうすればいいんだ?

How he stay faithful in a room full of hoes?
どうすればビッチだらけの部屋に閉じ込められたら、誠実でい続けられる?

Must be the pharaohs, he in tune with his soul
ファラオに聞いてみな、あいつは自分の魂と共鳴してる
(ファラオ = 自分自身のこと。カニエと同じく宝石に囲まれているイメージですね)

So when he buried in a tomb full of gold
だって金塊に囲まれて墓に埋められたら

Treasure, what’s your pleasure?
それはまさに宝石だろ、君の「喜び」はどこにある?

Life is a, UH, depending how you dress her
人生はさ…あぁ、君がどう彼女をドレスアップするかにかかってるんだろ
(” Life’s a Bitch “と言いかけますが濁します。人生の評価は見た目、宝石や高い服を着れるか着れないかにかかっているんだ。と世の中の常識を語ります)

So if the Devil wear Prada, Adam Eve wear nada
だからもし悪魔がプラダを着たら、アダムとイヴは裸のまま
(映画『プラダを着た悪魔』から)

I’m in between but way more fresher
俺はその中間なんだ、でももっとイケてる
(彼は物質主義に囚われた悪魔でもなく、裸のアダムとイブでもない。罪を犯しているものの、物質主義の愚かさを理解している)

With way less effort, ‘cause when you try hard
しかももっと自然体なのさ。だって何かになろうと「頑張ろう」とすれば

That’s when you die hard
それは結局上手くいかないだろ

Your homies looking like why God
君のホーミーは神を疑ってる

When they reminisce over you, my God
君のことを懐かしく思いながらね、あぁ神よ
(Pete Rock & C.L Smiooh ” They Reminisce Over You “から)

[Hook: Kanye (w/ Young Jeezy)]
La, la, la la
Wait ‘til I get my money right
大金を手に入れるまでは待っていてくれ

La, la, la la
Then you can’t tell me nothing, right?
そしたらお前、俺に何も言えなくなるだろ?

Excuse me, was you saying
something?
失礼、何か言ったか?

Uh uh, you can’t tell me nothing
いや、お前は何も言えないよな

You can’t tell me nothing
俺に何も言えないんだ

Uh uh, you can’t tell me nothing
あぁ、俺には意見できないんだ

[Outro: Kanye (w/ Young Jeezy)]
La, la, la la
Wait ‘til I get my money right
金が手に入るまで待っとけよ

La, la, la la
Then you can’t tell me nothing, right?
そうすれば、お前は何も言えなくなるだろ?

(I’m serious nigga, I got money)
(俺は真剣だぜ、金を稼いでやったんだ)

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