ただ一方で、悪い時期にいた過去の彼女は、全ての物事から逃げること(=物事の悪い側面は見て見ぬふりをすること)しかできなかった。そういう意味でも、悪い側面に正面から向き合った今の彼女からすれば、タイトルを「It Was Good Until It Wasn’t 」に決めた理由も納得できるのではないだろうか。(このフレーズはDrakeとの会話の中で出たフレーズで、Drakeからの助言でタイトルに決めたとのこと。)
Misery love company, don’t ever let these niggas keep you down 人は悲惨な状況になると仲間が欲しくなるものよ、でも彼らに押し潰されちゃだめなの
Matter fact, don’t let ‘em see you down 実際、そんな彼らに失望させられてはダメ
‘Cause if they see you down, they gon’ try to get up もし彼らがあなたを見下す時、彼らは誘ってこようとするから
They gon’ know that you stuck, exactly what they want 彼らはあなたが立ち往生していることを知っている、それはまさしく彼らが欲するものなの
So even if you fuckin’ up, you gotta put on that front だからあなたがもし最悪な状況に陥っても、それに対して正面から向き合って
You gotta act like you’re on top, even if your shit sunk そしてトップにいるかのように振舞うの、たとえそれがどんなにクソでもね
I know this what you want これがあなたの求めていることよ
Lexiiの生前、デビューアルバム『You Should Be Here』の収録曲「Jealous」でコラボレーションする等、深い友好関係を築いていた二人。Lexiiのことを「私にとってのスターだった。彼女の話す全てが真実だったから。」と語るKehlaniは「悪い時こそ正面から向き合って、自分に自信を持つべきだ」と言う彼女の言葉をまさしく信じている、リスナーへ伝えようとしていることが読み取れる。