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Going Bad (Feat. Drake)


Album : Championships
Track :
9

Year : 2018
Produced by : Westen Weiss & Wheezy

2015年の” RICO “以来、ミーク・ミルの「ドレイクはリリックを自分で書いていない」などの発言もあり、関係は非常に悪かった二人が、2018年和解を果たし、コラボソングをリリース。タイトル” Going Bad “は、「食ってかかる」「噛み付く」など、臨戦態勢で常に物事に挑む姿勢を表していて、彼らの力強さが見える一曲になっております。


[Intro: Drake & Future]
Yeah
(Wheezy outta here)
(Wheezyがいくぜ)
(アトランタ出身、今曲のプロデューサー” Wheezy “)

G, G

 

[Verse 1: Drake]
Back home, smokin’ legal (Legal)
家に帰って、合法で吸うんだ (合法だぜ)
(ドレイクの地元カナダ・トロントでは、2018年1o月からマリファナの所持・使用が合法化されています)

I got more slaps than The Beatles (Beatles)
The Beatlesよりもヒットを飛ばしたんだぜ
(2018年の10月、ドレイクの楽曲がビルボートのトップチャート100に12曲ランクインし、ビートルズの1964年の記録を更新しています。ストリーミング再生の記録も歴史的な数字です)

Foreign shit runnin’ on diesel, dawg
ディーゼルエンジンで駆動する外車に乗ってんだ、なぁ

Playin’ with my name, that shit is lethal, dawg (Who you say you was?)
俺の名前を使って遊ぶんじゃねえよ、そんなことしたら危ないのはわかるだろ (で、お前なんて名前だっけ?)

Don Corleone
ドン・コルレオーネみたいにな
(1972年の映画『ゴッドファーザー』の登場人物。マフィアのボスの役で、先ほどのラインと繋がってきます)

Trust me, at the top it isn’t lonely (Strapped)
信じてくれ、トップに君臨するのも寂しいもんじゃないぜ
(” It’s lonely at the top – トップにいるものは、孤独である “という慣用句がありますが、ドレイクはそうではないようです。トップに君臨する彼には、大金と名声を求めて多くの人がつきまといます)

Everybody actin’ like they know me, dawg
みんな俺のことを知ってるようなフリをしてやがるよ
(ここでの「知っている」は、プライベートの彼や、リアルな彼を知っているという意味。一方的な友人関係のこと)

Don’t just say you’re down, you gotta show me (What you gotta do?)
口だけじゃなくて、証明しろよ (お前はどうするんだ?)

Bring the clip back empty (It’s empty)
弾倉は空にして銃を持ってこいよ (空にしてな)
(マフィアのような発言は、ドン・コルレオーネのラインから。自身のアルバム『Scorpion』でも” Mob Ties – マフィアとの繋がり “という曲があります)

You asked to see the boss, so they sent me, dawg (Sent me, dawg)
お前「ボスに会いたい」って頼んだろ?、そしたら俺が行くよう言われたよ (俺が送られたんだよ、なぁ)

I just broke her off with a 10-piece, dawg (10-piece, dawg)
1万ドル使って、ちょっと彼女を喜ばしてやっただけだよ (1万ドルさ、なぁ)

That ain’t nothin’, I’m just bein’ friendly, dawg
何でもないことだぜ、俺がただフレンドリーなだけさ、そうだろ
(1万ドルは彼にとって、ほんの端した金だと)

 

[Chorus: Drake]
It’s just a lil’ 10-piece for her
たったの1万ドルぽっちさ、彼女のためのね

Just to blow it in the mall, doesn’t mean that we’re involved
ただモールで使うだけのさ、別に特別な意味はないさ

I just… what? I just… uh, put a Richard on the card
俺はただ…何? 俺はただ…あぁ、Richardをカードで買っただけだよ
(Richard Milleはスイスの高級時計ブランド。同ブランドの8000万ほどの時計をドレイクはインスタグラムにアップしています。カードの上限額が8000万以上の人は、なかなかいません)

I ain’t grow up playin’ ball, but I’ll show you how the fuck you gotta do it
俺はバスケはしてなかったけど、お前らにやり方を見せてやるよ

If you really wanna ball ‘til you fall
失敗する前に、本当に勝利を掴み取りたいなら

When your back against the wall
背中には壁しかない、そんな窮地に追い込まれたって

And a bunch of niggas need you to go away
どんなに奴らに「消えろ」って願われたって

Still goin’ bad on ‘em anyway
それでも奴らに、食ってかかるんだよ

Saw you last night, but did it broad day
昨夜お前を見たよ、でもそれを毎日やるんだぜ
(成功するには、ドレイクのような大物に、一晩だけでなく毎日食ってかかることが重要だと)

[Post-Chorus: Drake]
Yeah, lot of Murakami in the hallway (What?)
エイ、玄関にはムラカミがたくさん置いてあるよ
(アーティスト、ムラカミ・タカシさんのこと。玄関に置物や、絵画がたくさん飾ってあるんでしょう。OVOとのコラボレーションもありました)

Got a sticky and I keep it at my dawg’s place
葉っぱをゲットしたよ、仲間の家に置いてあるぜ

Girl, I left your love at Magic, now it’s all shade
ガール、君の愛をMagicに置いて来たよ、今じゃそれもダセえけど
(Magicはアトランタにあるストリップクラブ” Magic City “のこと。ラッパーにとっては有名だそう)

Still goin’ bad on you anyway
それでも、奴らに噛み付いてやるんだ

 

[Interlude: Meek Mill]
Woah, woah, ooh, woah
Woah, woah, ah

[Verse 2: Meek Mill]
I could fit like 80 racks in my Amiris (80 racks)
Amriのパンツに8万ドルをピッタリ詰め込んで (8万ドルさ)
(AmiriはMike Amiriが手がけるファッションブランド。細いパンツが有名で、8万ドルでパンパンになる様子を描いています)

Me and Drizzy back-to-back, it’s gettin’ scary (Back-to-back)
俺とDrizzyの応酬さ、恐ろしくなってきただろ (やられたらやり返すんだ)
(ミークが2015年に「ドレイクはリリックを自分で書いていない」と発言してから、二人の関係は悪化。その後ドレイクはミークへのディス・ソング” Back to Back “をリリース。2018年に入ってから、和解を果たしています)

If you fuckin’ with my opps, just don’t come near me (Get outta my way)
俺の敵とツルむなら、俺の近くには寄ってくるんじゃねえぞ (俺の視界から消えてくれ)

Put some bands all on your head like Jason Terry (Brrt, brrt, ooh)
殺し屋に金を積むのさ、まるでJason Terryみたいにな 
(ここでの” bands “には2つの意味が。殺し屋に依頼をするための「札束」、NBAプレイヤーJason Terryが頭につけているような「ヘッドバンド」の二つです)

Richard Mille cost a Lambo (That’s a Lambo)
Richard Mille、ランボルギーニくらいするんだぜ 
(ドレイクのラインから。実際にミークは3000万弱するRichard Milleの時計をしています)

Known to keep the baddest bitches on commando (Salute)
最高にイケてるビッチ達を思うままにする方法を知ってんだ (敬礼しな)
(” on commando “には” 下着をつけない “という意味もあります)

Every time I’m in my trap, I move like Rambo (Extended)
地元に帰ればいつも、ランボーみたいに歓迎されんだよ (いつも以上にな)

Ain’t a neighborhood in Philly that I can’t go (That’s a Fendi)
地元のフィラデルフィアに行けない場所はないぜ (それが事実だろ)

For real
それがリアルだぜ

She said, “Oh, you rich rich?” (“You rich rich”)
彼女は言ってた「oh、あなたリッチなの?」(「あなたはリッチなの?」)

Bitch, I graduated, call me “Big Fish” (Marlin)
ビッチ、俺はその名前は卒業したんだ、” Big Fish “って呼んでくれよ (カジキみたいにさ)
(2017年彼は” Lil Fish “というニックネームがあることを明かしていますが、今はもう” Big Fish “になったと)

I got Lori Harvey on my wish list (That’s Lori)
欲しい物リストにLori Harveyを入れといたよ (Loriさ)
(Lori Harveyはアメリカ人モデル)

That’s the only thing I want for Christmas (True story, uh)
それがクリスマスに欲しい唯一のプレゼントかな (マジな話でさ)

I’ve been had my way out here, yeah, know that’s facts (Facts)
こうやって自分の道を切り開いてきたんだ、エイ、それは真実だろ (真実さ)

You ain’t livin’ that shit you say, yeah, we know that’s cap (That’s cap)
お前は口で言うほどの生活を送れてないだろ、エイ、それが嘘だって俺たちにはわかってるぜ (それは嘘さ)

You ain’t got to ask me when you see me, know I’m strapped (Brrt)
俺を見かけても、いちいち喋りかけてくんなよ、武装してんのがわからねえのか

DC, OVO, we back again, we goin’ plat’ (Ooh, ooh)
DCにOVO、俺たちが帰ってきたぜ、プラチナムまで一直線さ
(DCはミークのレーベルDream Chaserのこと。OVOはドレイクのレーベルですね。ビーフを経て二人が再び帰ってきたと)

 

[Chorus: Drake]
It’s just a lil’ 10-piece for her
たったの1万ドルぽっちさ、彼女のためのね

Just to blow it in the mall, doesn’t mean that we’re involved
ただモールで使うだけのさ、別に特別な意味はないさ

I just… what? I just… uh, put a Richard on the card
俺はただ…何? 俺はただ…あぁ、Richardをカードで買っただけだよ

I ain’t grow up playin’ ball, but I’ll show you how the fuck you gotta do it
俺はバスケはしてなかったけど、お前らにやり方を見せてやるよ

If you really wanna ball ‘til you fall
失敗する前に、本当に勝利を掴み取りたいなら

When your back against the wall
背中には壁しかない、そんな窮地に追い込まれたって

And a bunch of niggas need you to go away
どんなに奴らに「消えろ」って願われたって

Still goin’ bad on ‘em anyway
それでも奴らに、食ってかかるんだよ

Saw you last night, but did it broad day
昨夜お前を見たよ、でもそれを毎日やるんだぜ

 

[Outro: Future]
Wheezy outta here
Wheezyが行くぜ


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