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タイラー・ザ・クリエイター GQの「Man of the Year」に選出。

ケンダル・ジェンナーなど著名人からの質問に答える

NOVEMBER 21 , 2019

ニューヨークに拠点を置き、1931年に創刊した国際的な月刊男性向け雑誌であるGQ Magazineが第24回目となる「Man of the Year」にラッパー/アーティストのTyler, The Creator(タイラー・ザ・クリエイター)を選出。

選出に伴い、当誌のカバーを飾ったタイラー。表紙だけでなく、著名人(友人)からの質問に回答する動画、インタビューもGQにて行われていたので、印象的な箇所をピックアップして紹介していこうと思う。

アクター、TVホストとして活躍するトレイシー・エリス・ロスから
「Six Flags(テーマパーク)で好きな乗り物は?」
「お気に入りのお寿司は?」
と2つの質問を投げかけれ、タイラーは彼女への愛情を示しながらこう答えた。

トレイシー・エリス・ロス、彼女が大好きだよ。彼女は素晴らしい。
Colossus が最高の乗り物だ。特に新型は最高にキュートだ。
シンプルにライスにサーモンが乗ったのが好きだね。ワサビ抜きの甘いソース(eel sauce?)入りだ。きゅうり入りで綺麗に飾り付けられたロールとかは好みじゃないね。

カナダ出身の俳優、コメディアン、映画監督を務めるセス・ローゲンから「青春時代のお気に入りの映画」、映画監督、イルミネーションのCEOを務めるクリス・メレダンドリからは「最初に恋に落ちた曲」を尋ねられると、

覚えてないけど、今お気に入りの映画なら答えられるよ。
『ナポレオン・ダイナマイト』『スーパーバッド』『20th センチュリー・ウーマン』。
“ Sometimes Dancin “ – Brownstoneか、” Couldn’t Love you More “ – Sadeか、Faith Evansのファースト・アルバムかな。4歳か5歳の頃はそんな曲を聴いてたよ。今でも彼女のビートを真似して作ることもある。”

と答えた。タイラーのお気に入りの作品が気になるファンは沢山いるだろう。

「なぜ Man of the Yearに選ばれたの?」とスパイク・ジョーンズ(映画監督・脚本家)が尋ねると、

知らねえよ!なんでかって、俺がめっちゃイケてるからだろ!
色々イケてることをやってるからな。マジでイケてるやつ。俺キュートだし。

と優しい表情を浮かべながら答えた。親友のケンダル・ジェンナーからの「一日を終えて、一人家に着いたとき、何を感じる?」という質問に対し、「テレビ見て寝るだけだろ」と彼女をからかい、爆笑しながら回答するタイラーの姿は本当にキュートだ。

彼の憧れの存在の一人であるファレル・ウィリアムスからの質問にも回答しているので、是非動画のフルバージョンもチェックしてみて欲しい。

一方でインタビューで彼はOdd Future(オッド・フューチャー)時代から長年付き添っているマネージャーClancy(クランシー)について、『IGOR』がどのような作品かを改めて明かしてくれた。

俺はマジで変なことばっかりしてた。無茶なことばっかりしてね。
でも俺は真剣に考えてやっていたんだ。「俺に小便かけろよ!なあ!俺はクレイジーだろ!」ってずっと言い続ける奴に出会ったらみんなもそう思うだろうけど。でも俺は真剣に考えてた。
バカにする人もいた。でも彼ら(マネージャー)は違ったんだ。誰にも真剣に受け止められなかった数年間を経て、そんな人と出会った。

『Cherry Bomb』をリリースした2014年、彼は自身のアートを正当に評価してもらうため「インターネットでバカなフリをするのはやめた」とインタビューで語っているが、彼のデビュー当時のイメージはあくまでキャラクターにすぎない。
そんな表面的ではない彼の考えを理解してくれたマネージャーへの厚い信頼が感じ取れる。
彼のようなアーティストがそのクリエイティビティを最大限に発揮するためには心を通わせた信頼できるマネージャーの存在は不可欠なのかもしれない。

デビュー当時はそんなキャラクターを真剣に「考えていた」と語るタイラーだが、最新アルバム『IGOR』はどんなイメージ、コンセプトを持ち、製作に臨んだのだろうか。彼はこう答える。

『IGOR』は間抜けで可笑しいものとアートのギリギリの境界線のような作品だよ。そこを常に注意深くバランスを取らなきゃいけないと思ってた。だから人がどう受け止めるかなんて知らないね。あれはアートであり、アイデアだ。『IGOR』は「チワワ」みたいだよ。吠えまくるんだけど、噛みつきはしないんだ。

「チワワのよう」と彼が作品を語るように『IGOR』で描かれる「キャラクター」は狂気的な一面も見せながら、トラックがラストへ進むにつれ、愛情を求めながら悲しげに想いを馳せる弱々しい顔も見せていた。
「チワワ」という表現は的確にそのキャラクターを表現しているのかもしれない。

グラミー賞「ベスト・ラップアルバム」にノミネート、WSJの「2019年の音楽イノベーター賞」も受賞するなど、明らかに「今年の顔」の一人になったタイラー・ザ・クリエイター。

メディアへの露出も増え、インタビューでその想いや、お気に入りの作品など様々な情報が明かされることがファンにとっては嬉しい限りだ。

当メディアではタイラーの生い立ちから現在までを追った「タイラー・ザ・クリエイターとは 「創造」を止めない、どれだけ「Weird – ウィアード」と言われても / Rappers Dictionary 」やインタビューなど彼に関する様々な情報を掲載しているので、是非そちらもチェックしてみて欲しい。

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Tyler, the Creator is GQ’s Provocateur of the Year. See all the photos and read @feliciathegoat’s #GQMOTY cover story at the link in bio.

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