tinashe songs for you

BIG BOY TV

Tinashe(ティナーシェ)、最新アルバム『Songs for You』に込めた想い

「脆さ」をさらけ出すことのできる「強さ」を語る

DECEMBER 4 , 2019

ケンタッキー州レキシントン生まれ、現在はLAを拠点に活動する1993年生まれのシンガーTinashe(ティナーシェ)

2014年にRCAレコードからメジャーデビュー・アルバム『Aquarius』をリリース以降、計3枚のスタジオ・アルバムをリリースしてきた彼女はRCAレコードを離れ、今年11月21日に4枚目となるニューアルバム『Songs for You』をドロップしたばかりだ。

そんな彼女が先日LAの人気ラジオ番組「Big Boy’s Neighorhood」に出演。メジャー・レーベルを離れる決断、最新アルバムにはどんな想いを込めたのか、お気に入りのアーティストまで幅広く語ってくれたので、気になった点をピックアップしながら紹介していこうと思う。

自分が本当にやりたいことを実現できない場所だと思った。

2012年から共に仕事をしてきたRCAレコードと今年2月に契約解除を行い、現在はジェイ・Z率いるRoc Nationと契約を結んでいる彼女。新しい契約は製作において全ての決定権が彼女に委ねられている形になっているそう。

” 契約が解除されて、最初は肩の荷が降りたような気分だったけど、その直後にはこの後どうしよう!って感じになったわ。
それ以降の行動や決断は全て自分の責任だしね。
私は人生において、いつもプレッシャーの中でこそ自分が成長できると思ってるから、そういう場所に身を置いて、自ら責任を負ってステップアップしたかったの。

レーベルから離れ「クリエイティブ・フリーダム」を手に入れた彼女だが、レーベル/レコード会社のサポートなしに全てを自分で行う、決断することに当初は大きな不安を感じたという。

有名なアーティストやプロデューサーなどを紹介してくれるレーベルに所属するメリットを語りながら、インディペンデントに製作を行うことが自身にとって最も成長に繋がる道だと確信したと彼女は明かす。

彼ら(レーベル/レコード会社)は以前の私が持っていなかった素晴らしいもの機会を与えてくれた。でも同時に作品を作る上での相違もあった。最終的にビジネスとアートは完全に一致しないと思ったの。
彼らと摩擦があったわけじゃないけど、観点に相違があったの。
全ての決断を自分自身で行うのは難しくもあるけどね。今回の作品(『Songs for You』)は現時点で私のアート性を表現できていると思う。

彼女が自身のクリエイティビティを大いに表現できたと語る今作『Songs for You』はどんな作品なのだろうか。タイトルの意味、作品の概要を彼女はこう明かしてくれた。

私にとって自分のルーツに立ち返ることはとても大事な瞬間。今やっている音楽を続けていられるのは、私に注目してくれた人、私のことをサポートしてくれた人がいたから、ってことを再確認することは私にとって本当に大事なの。
だから私はただ文字通り、私が作る曲は「あなたたちのためにある – Songs for You」とアーティストとして表現したかった。

ビジネスや、チャート、賞、ソーシャルメディアのいいねなんかに私たちは囚われてしまうけど、一回そういうことを忘れて、「待って。私のやっていることは音楽でしょ」って思ったのよ。
以前はチームが後ろでサポートしてくれていることに安心していたけど、この作品では私自身の感情、考えを全て吐き出したわ。

自身がアーティストとして今現在活動ができているのはファン、そして音楽を聴いてくれている人たちのおかげである、ということに立ち返り、彼/彼女らに感謝を込め製作したと語るティナーシェ。

全ての感情を表現したというニューアルバムにはきっと今までのどの作品よりも彼女らしさが込められている。

一方で全ての感情、特に自分の心の中にある脆い部分、弱い部分をさらけ出すのは誰にでもできることではない。MCに正直に全てをさらけ出すのは怖くないのか?と尋ねられた彼女はこう答える。

そういった部分をさらけ出して、気楽な気分だったことは一度もないわ。ずっと私はそうすることで自分が弱く見えると思っていたから。
でも成長して気づいたのは、そういった気持ちを正直に言える人は「ストロング」だってこと。そういう経験を乗り越えてきたわけだから。

弱い部分をさらけ出せること、自身の経験を正直に話せるのは、それぞれの心の中で辛い出来事に対して整理ができていて、それらの出来事を乗り越えてきたからこそだと語る。

“ All those nights I cried over us (Cried over us)
二人のことで毎晩私は泣いていた

Where were you then? (Where were you then?)
その時あなたはどこにいたの?

Where were you then, baby? (Oh woah)
そんな時あなたはどこにいたのよ?

I don’t wanna feel that again (Feel that again)
あんな気持ちもう味わいたくはない

I’m still afraid, I’m still afraid “
まだ怯えてるの、まだ怖いのよ – Know Better “

最新アルバム『Songs for You』をリリースしたばかりの彼女だが、今後はツアーを行い、その後もさらに音楽を作り続けたいと語っている。

また、インタビューの最後に最もお気に入りのR&Bシンガー、最近聴いているアーティストについても教えてくれた。

選ぶのがとても難しいわ。本当に。順番は関係なく、思い浮かんだ私をインスパイアしてくれたアーティストたちは、Janet Jackson(ジャネット・ジャクソン)、Sade(シャーデー)、Micheal Jackson(マイケル・ジャクソン)かな!わからないわ(笑)!
最近はDoja Cat(ドージャ・キャット)、FKA Twigz(FKA トゥイグス)、昔からだけどJanet Jackson、Rosalia(ロザリア)、The Internet(ジ・インターネット)はここ何年かずっと聴いているわ。

ジャネット・ジャクソンにも準えられることが多い彼女だが、やはり直接その影響を受けているようだ。音楽に対し真摯な姿勢を持ち続ける彼女のニューアルバム『Songs for You』はリリースされたばかり。まだ聴いていない方は是非チェックしてみてほしい。

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