kid cudi travis scott the scotts

Hype Magazine

Travis Scott & Kid Cudi のユニット「The Scotts」が始動
1st シングル『The Scotts』のリリックを読み解く

APRIL 24 2020

Travis Scott(トラヴィス・スコット)、Kid Cudi(キッド・カディ)本名 : Scott Mescudi (スコット・メスカディ)の2人が組んだ夢のユニットThe Scotts(ザ・スコッツ)からセルフ・タイトルのファースト・シングルがリリースされた。

“ Through the Late Night ” “ Baptized in Fire ”とファンにとって人気曲として挙げられるコラボ作を過去に放ってきた2人。Travis は過去Kid Cudi を「最も影響を受けたアーティストの一人である」と語っていたり、“ Baptized In Fire ”を「一番お気に入りのコラボ・ソングだ」と明かすなど、師弟関係とも言える二人のユニットの結成は、ファンにとってまさに「待望」の瞬間だったと言えるだろう。

Dot Da Genius, Plain Pat, Take A Daytrip にプロデュースされたこの作品が初めてリリースされたのはEpic Games が配信するアクションビルディングゲーム「Fortnite」内で開催された「ASTRONOMICAL」なるTravis Scott のデジタル・ライブにおいてだ。コロナ・ウイルスの拡大に伴い、音楽ライブ等が会場で開催できない今、ゲーム画面上でバーチャルなアーティストと作品を楽しむことができる新たな試みは、その映像のクオリティと相まって大きな注目を浴びた。

旧知の仲である二人のユニットがこの企画のためだけに結成されたとは思えないが、今後新たな「The Scotts」としての活動は見られるのだろうか。「KIDS SEE GHOSTS」のようにフル・プロジェクトがリリースされる日が来れば、それほど幸せな日はないだろう。

リリックにはFortnite とのコラボ企画ということもあり、ゲーム画面を思わせるようなラインが多々登場。以下のようなラインは通常であれば攻撃的な、ギャング・バイオレンスを思わせるラインと捉えられるものの、Fortnite とのコラボ企画であることを前提に読み解くと解釈が変わることに注目したい。

“ You lettin’ the Scotts outside (Yeah)
Scotts の二人を外に放てば

We runnin’ the scouts (Mm)
俺たちは仲間を駆け巡らせる

Ain’t no controllin’ the gang (Yeah, yeah)
ギャングはコントロールできないぜ “

[Verse 1: Travis Scott & Kid Cudi]
We see the hype outside (Yeah)
外が随分盛り上がってるみたいだ

Right from the house, uh
それは家から見えるみたいだぜ
(今作はオンライン・ゲーム、Fortniteで披露された一曲。Travis Scott がFortnite の世界でデジタル・ライブでRage を巻き起こしました)

Took it straight from outside (Yeah)
まっすぐ家に帰って

Straight to the couch
ソファーに直行するんだ

We put the mic outside (Yeah)
マイクは外に置いてきたぜ

Air that shit out, uh (Mm)
だって空気を入れ替えないといけないしさ

You lettin’ the Scotts outside (Yeah)
Scotts の二人を「外」に放てば
(Scotts = Travis Scott & Kid Cudi)
(オンラインの世界に二人を放てば。という意味にも捉えられます)

We runnin’ the scouts (Mm)
俺たちは仲間を駆け巡らせる
(基本的にはギャングの仲間と捉えられますが、Fortnite のプレイヤーのこととも取れます)

Ain’t no controllin’ the gang (Yeah, yeah)
ギャングはコントロールできないぜ

They never leave (Mm)
あいつらは引き返しはしないから

I got tats over my veins (Yeah)
俺は血管の上にタトゥーを刻んでる

‘Cause that what I bleed (Mm)
タトゥーこそが俺の手にしたものの証だから
(彼は全身に39ものタトゥーを刻んでいます。手の甲にはアメリカ・ポートランドの光景を彫っており、過去にはそのタトゥーが「自由」を手にした象徴であると語っています)

She drink a lot of the bourbon (Yeah)
彼女はバーボンを沢山飲んでる

Like she from the street, uh (Mm)
まるでストリート育ちみたいだ

We got control of the flows and, huh, uh, uh (Yeah)
俺たちは「流れ」を掴んでるぜ

We heard that your way went dry (Yeah)
お前らのお先が真っ暗(乾いてる)って聞いたぜ

We floodin’ the drought, uh (Mm)
なら俺たちが干ばつも洪水に変えてやる

Heard that your hood outside (Yeah)
お前のフッドはアウトサイド(除け者)なんだってな

We added some routes (Mm)
じゃあ俺たちが違う方法を教えてやる

We havin’ the goods outside (Mm)
俺たちには最高の「外」があるからさ
(彼らの音楽、そしてゲームの世界の中のライブのこと。もしくは、彼らがラップ・ゲームのメインストリームとは異なるサウンドを生み出していることを指します)

Move it in and out (Mm)
家の中に入って、そこから新たな世界に飛び出すんだ

You lettin’ the Scotts outside (Mm)
Scotts の二人をそこに放てば

We runnin’ the scouts
俺たちは仲間を走り回すのさ

[Verse 2: Kid Cudi]
Nigga, the cops outside (Yeah)
おい、警察たちが外をうろついてる

Lock up the house (Yeah, yeah)
家を締め切って

We keep the team on high (Huh)
俺たちでチームをハイにしてやるのさ

Some gold in they mouth (Yeah, yeah)
みんな口の中にはいつもと同じグリルズが

Nigga, the Porsche outside (Huh)
なぁ、ポルシェが外に停まってるよ

Without the top (Yeah, yeah, nigga, yeah)
しかも天井が吹き抜けなんだ
(オープンカーのこと。ポルシェのオープンカーはMescudi の愛車です)

She want a mimosa-sa (Yeah, yeah)
彼女はMimosa を欲しがってる
(カクテルの種類)

Bring in the shots (Yeah, yeah, yeah)
ショットで持ってきてくれよ

Tell these phony bitches “Beat it”
見掛け倒しのビッチたちに言ってやるんだ「出てけ」って

With that photoshoppin’ body, Adobe, help me
フォトショップした体でさ、「Adobe、助けて!」ってな
(Adobe の画像編集ソフトのこと)

She in there makin’ panini, she know I got all the bread
彼女はそこでPanini を稼いでる、彼女は俺がBreadを持ってると知ってるのさ
(Panini はサンドイッチのこと。金を意味するスラングBread(パン)とかけています)

She know me, got it
彼女は俺をよくわかってるのさ

I’m a hustler, I’m in business
俺はハスラーで、ビジネスの最前にいる

It’s been a minute since my niggas been on it (Huh, huh)
仲間たちがいなくなってからしばらく経つよ

Howdy, Cleveland boy, he makin’ play
調子はどうだい?「クリーブランド・ボーイ、あいつがかましたぜ」
(Mescudi の出身はオハイオ州クリーブランド)

They said Cleveland boy, he done made a way, hey
みんなこう言ってたよ「クリーブランド・ボーイ、彼が道を生み出したんだ」って

Headed for somewhere to go, anywhere cinema these these
どこかのシネマに向かって飛び出した

Niggas don’t know where to go
こいつらはどこに向かうかもわかっていない
(Fortnite でもプレイヤーと共に宇宙に飛び出す演出がありましたね)

Gotta keep givin’ em heat, heat (Yeah)
だからあいつらをアツくさせ続けないとな

Tell them we go double though
あいつらに伝えとくぜ、「俺たちは2人で1組だが

Tell them to add up the math, math
数字は倍にしとけ」って

And I been dealin’ with so many things
そして俺は多くのことをこなして

Havin’ so many dreams
まだ多くの夢を抱えているんだ


[Outro: Travis Scott]
Let’s go
さあ行くぞ

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