彼のキャリアのスタートは早くない。 バスケットボールのプレイヤーとして大学まで(23歳)を過ごした後、本格的に音楽制作を始め、2015年〜2016年の間にミックステープ『In The Meantime』『The Free Album』『The Proof』の3作をリリース、2017年にはスタジオ・アルバム『There You Have It』をリリースしてきた。このデビュー・プロジェクト、そしてそのリリース・ライブがきっかけとなりTDEと契約を果たすことになる。
デビュー・アルバム『There You Have It』で自身や身の回りの人間が直面した困難や苦悩、それに伴う怒りや後悔を語ったラッパーは、TDEとの契約という「成功」を掴み取った後も、自身のエンジンを切ることなく、その歩みを止めるつもりはなさそうだ。
“ 俺はニューアーティストで、今トーテム・ポール(TDE)の一番下にいる。 そしてリスナーたちは基本的にレーベル内の他のアーティストたちをチェックしている状況だと思う。 だから俺は「TDEに所属している」と証明したいんだ。だからこそ俺は全てにハードワークしてる。フリースタイルも、ビデオも全てにおいてね。 もし失敗しても、俺は最大限の努力と共に失敗するわけで、尻込みして何もできないアーティストにはならないはずだから。– Power 106 Los Angels ”
すでにAb-Soulをゲストに迎えた” Flick It Up “、アディショナル・ヴォーカルにケンドリック・ラマーを迎えた” Show Stop “、” Same Ol Shit “の3曲を先行シングルとしてリリースしているReason。