Reality Check (Feat. Akenya & Eryn Allen Kane)

Album : 『Telefone』
Year : 2016
Produced by :  

イリノイ州シカゴ出身のラッパー / ポエマーのNoname (ノーネーム) が2016年にリリースしたミックステープ『Telefone』から5曲目” Reality Check “のリリックを紹介していこうと思う。

この作品ではデビュー・アルバムをリリースし、現在のように彼女が大きな成功を掴むその前の彼女の想いが描かれている。

自身のアフリカン・アメリカンというアイデンディティ、祖母との対話を通し、自信を持てない自分の心の内を明かす彼女のヴァース、暗い心に明るい光を差し込むようなEryn Allen Kaneの優しいフックを経て、彼女は「チャンス」を掴み、その感情を音楽に乗せ続けることを決意する。

[Verse 1: Noname]
Opportunity knockin’, a nigga was out for coffee
チャンスが玄関をノックした時、私はコーヒーを飲みに出かけてた

Inadequate like my window, the Grammys is way too lofty
私の手にしてるチャンス(window)は全然足りてない、グラミーは遠すぎる(lofty)よね
(ここまで” knock “、” window “、” loft “と住宅に関するワードを使い続けています)

And I could stay here forever, I could die here
私は永遠にここに留まり続けて、ここで死ぬこともできる

I don’t have to try here; Can I get my two sugars please?
ここじゃわざわざトライする必要もないし、2つシュガーをいただいてもいい?
(彼女はグラミーを目指さなくとも、今の生活に満足していることを示唆しています。コーヒーショップですぐに貰える「甘い」シュガーに満足して” ここ “で生きていけるのです)

Jesus made an album, I’m still waiting in the line for cream
神様がアルバムを産み落とした。私はまだCREAMを待つ列に並んでる
(” CREAM “はWu-Tang Clan “ Cash Rule Everything Around Me “からでしょうか。大金を手にする道のりの最中にいると。)

She dream in techni-color, live black and white
鮮やかな色彩の中で夢を見てる、現実では白黒の世界を生きてるけど

Opportunity knockin’, a nigga just got her nails done
チャンスが玄関をノックした時、私はネイルを仕上げに出かけてた

Skeletons in my closet gon’ open the door when Yale come
イェールがやって来れば、私のクローゼットは開かれ秘密は明かされてしまう
(” Skeleton in my closet “は明かしたくない秘密のこと。イェール大学をホワイト・ギルトの代表だと考えると、彼女は社会にアフリカン・アメリカンであることを表明することで被害を被る、何かしら損をすると意識していると考えていると考えられます。またイェール大学には” skull and bones “という秘密結社があるそう。” Skeleton – 頭蓋骨 “と繋がってきます。)

They ain’t gonna wanna see my silhouette rap
あいつらはみんな私の「シルエット・ラップ」を聞きたくないの
(” シルエット “は何かを映し出した影のことです。彼女のラップは現代社会のリアルを映し出しますね。)

He’s fucking cognac, my smile in all black
彼はマジでコニャックよ。でも私の笑顔は真っ黒
(高級なブランデーである「コニャック」のように彼女が出会った男性は素敵だったんですね。このラインではアフリカン・アメリカンの自己肯定感がいかに低いかを示しています)

Mississippi vagabond; Granny gon’ turn up in her grave
ミシシッピの浮浪者だったおばあちゃんはお墓から目を覚まして

And say, “My granny really was a slave for this?
こう言うの「私の祖母はこんな世界のために奴隷になったと思う?

All your uncompleted similes and pages ripped
あなたの未完成の比喩も、ページも全て破り捨てられるわ
(ノーネームのリリック・ノートのことでしょう)

You know they whipped us niggas; How you afraid to rap it?
あいつらが黒人に鞭を打っていたのを知ってるでしょ、そのことをラップするのは怖い?

You went to heaven after so we could free them now
一度天国に行ったのなら、私たちで黒人たちを解放できるでしょ?
(彼女の祖母はお墓から復活しています。イエス・キリストと同じですね)

Ain’t no ocean floor when you can be a Yeezus now.”
Yeezusになれるのなら、海に底なんてないのよ」
(カニエはアフリカン・アメリカンでありながら、自身を神 – Yeezusと形容していました。黒人だって神になれるなら、水の上だって歩くことができるんだと)

[Hook: Eryn Allen Kane]
Don’t fear the light that dwells deep within
自分の奥深くに差す光を怖がらないで

You are powerful beyond what you imagine
あなたは自分の思っているよりもパワフルだから

Just let your light glow
ただ、その光を輝かせてあげるの

[Verse 2: Noname]
Seventeen moments and cloudy days on my snap
17もの瞬間、写真には雲がかかった日々

Mysterious aberration, illuminated the trap
謎に包まれた犯罪行為、装飾されたトラップ
(地元シカゴは犯罪の発生率が高い街として知られています)

My telefone-calications synonymous with the sunrise
私にとっては携帯の明かりは朝日みたいなものよ
(彼女が成功に向かうにつれ、携帯は鳴り止みません)

Mountains against the foreground forever me coming back
裏にある山が私を引き込むの

I ain’t gonna cry; the last time Ali marched Chicago
私は泣かないわ、アリが最後に行進したシカゴ

Twenty four in LA mojo teaching me how to drive
24時のLAで、mojoがドライブする方法を教えてくれたの
( Mojo “は神秘的な力、ドラッグの効能という意味。シカゴでは運転する必要がなかったものの、車での移動が基本であるLAに来て、業界の中をドライブ(生きていく)する必要が生まれたと。)

Whole world inside my rear view
私のバックミラーに映る全ての世界

This feeling, me so alive
この感情、私は生き生きしてるわ

This feeling, me so alive, enjoy the joyride
この感情、そして私は生き生きしてる、このドライブを楽しんでるの

Opportunity knockin’, it’s finally time to answer
チャンスが玄関をノックする、ようやく応答する時が来たわ

The doorbell was only broken cause auntie was fighting cancer
ドアベルは壊れてたの、だっておばさんがガンと闘っていたから
(彼女が「チャンスのドアベル」に応答できなかったのは、彼女の叔母さんがガンと闘病していたからでもあったんですね。彼女は本格的に音楽を始める前、介護士を志していました)

And cigarettes on my mantle keep
callin me by my first name
アウターに入ったタバコが、私を下の名前で呼び続ける

Loving me when I’m lonely,
寂しい時はタバコが私を愛してくれるから

pretending they really Noname
名前がないようなフリをしてね
(このラインは” really know name – 本当は名前を知っている “にも聞こえます。二つの意味を持つ言葉遊びになっています)

[Hook: Eryn Allen Kane]
Don’t fear the light that dwells deep within
自分の奥深くに差す光を怖がらないで

You are powerful beyond what you imagine
あなたは自分の思っているよりもパワフルだから

Just let your light glow
ただ、その光を輝かせてあげるの

[Outro: Akenya]
And when that call comes (You better say hello)
誰かから声をかけられたら(ちゃんと出なさいよ)
(「チャンス」に声をかけられたら、という意味ですね)

You better say hello, no hesitation
「もしもし」ってちゃんと出るの、躊躇わずね

(You better, yeah) No hiding deep down below
(ちゃんとね)心の奥底に隠れずにね

No beg your pardon (You better stay and grow)
他人の許しなんていらないわ(やり続けて、成長するのよ)

You better stay and grow your liberation
そこに留まって、自分の感性を解放するの

(You better, yeah) For your lonely soul
Or you’ll be on your own
(その方がいいわ)あなたの孤独な魂に送るわ、でもあなたなら自分で歌えるでしょ

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