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Ⅰ. The Party

Album : Because The Internet
Track : 11
Year : 2013
Produced by : Pop LeviLudwig Göransson, Childish Gambino

Childish Gambino (チャイルディッシュ・ガンビーノ)の2012年リリース『Because The Internet』は楽曲の他に「脚本」が楽曲の間と間に折り込まれる形で描かれたストーリー型のコンセプト・アルバム。

11曲目” The Party “では、主人公 The Boy (ザ・ボーイ)が元彼女に思いを伝えるためオークランドまで、仲間たちと車を走らせるも、良い結果は得られず、再び自宅へ帰って来てからの様子が描かれております。

バースの「もう終わりだと思っていた。でも違ったんだ。」というラインからは、どんなに豪華なパーティをしても彼が本当に求めているものは手に入らないということを彼自身が理解していることがわかります。
元彼女への思いも、何の意味もないパーティも、きっとすぐに終わらせてしまうべきなんだ。と心の中ではわかっているボーイですが、すぐにそれらの行動を止めることができません。

” 3005 “でも語られていたことですが、「俺がリッチだから、あいつらビーノとツルむようになったんだ」というラインから、彼が全く友人たちのことを信頼していないことも浮かびます。


[Intro]
Oh, we gon’ have a party
俺たちでパーティを開くんだ

All my friends will be there
友達もみんな来るからさ

We drink all the vodka
ウォッカを飲み干して

There’s music everywhere
そこら中で音楽をかけるんだ

Now wait a minute (wait a minute!)
ちょっと待ってくれ (待ってくれよ!)

Do you like to party?
君はパーティは好きかい?

Cause if you don’t (oooohh-wah!)
けどもし好きでもないなら 

Don’t come over here
こんなとこ来るんじゃねえよ

We got smoking (Blue Dream)
みんなで吸ったよな (ブルー・ドリーム)
(ブルー・ドリーム = マリファナの種類)

Drinking (cocaine) fucking
バカみたいに飲みまくって (コカインをやりまくって)

I wanna show you what it is, ohh
君に見せてあげたいんだ、どんなものかをね

 

[Verse]
Thought I was done but that wasn’t the case
もう終わりだと思ってた、でも違ったんだ

Got a new stack that I threw in your face
また札束を手に入れたけど、君にあげちゃうよ

Got a new girl and she look Mila Kunis
新しい女の子を捕まえたよ、彼女はミラ・クニスみたいで
(女優のミラ・クニス)

Infinity pool, and a statue that’s Buddhist
無限に続いているプール、それに像も、仏教徒って感じだろ

Got bottles and bottles and bottles of Grino
Grinoのボトル、ボトル、ボトルの山
(Pellegrinoのこと。炭酸水です)

Saw I was rich, now they fucking with ‘Bino
俺がリッチなのを見てから、あいつらビーノとツルむようになったんだ
(ビーノ = チャイルディッシュ・ガンビーノ)

Brown leather bag, the vacation Messina
茶色のレザー・バッグ、旅行はメッシーナへ
(イタリア・シチリア島の都市)

The boat in the harbor, I rule the marina
湾に出したボートで、海を支配するんだ

10K for the drinks, now they say I’m insane
酒を飲むなら1000万は使わないとな、あいつら俺をおかしいやつ呼ばわりしてる

It’s been that for a minute, now Hedi Slimane
そんな俺もしばらく経てば、もうエディ・スリマニだぜ
(エディ・スリマニはサン・ローラン、セリーヌなどの一流ブランドのデザイナー。カニエ・ウエストが同様の発言をインタビューで行なっています)

I been black, lucrative, since Danity Kane
俺はずっとブラックだし、金を儲けてきた、Danity Kaneの頃からな
(Danity Kaneは女性ポップスグループ。2006年にデビューしています)

Who came back for a minute, now everything changed
俺を見に戻ってきたかもしれないが、もう何もかも変化してるぜ

High as a kite, lime in the light
飛行機みたいに高く飛んで、注目を集めてさ

Y’all niggas might whine every night
お前らは毎晩、愚痴をこぼすのかもな
(満足していない状態を表しています。裕福な生活をしていても欲が満たされていない)

I ain’t invite all these people to my mothafuckin’ house
お前ら全員を俺のクソ豪邸に招待するつもりはねえ

“Get the fuck out of my house!”
「俺の家から出てけよクソ!」

 

 

[Outro]
Yo, chill—
おい、落ち着けよ

Hey, chill, man!
おい、落ち着けって!


NEXT : Screen Play 3-2

 

BECAUSE THE INTERNET
ALL STORY (SCREEN PLAY) & ALL SONGS

 

SCREEN PLAY (STORY) PART 1

Ⅰ. Crawl

SCREEN PLAY 1-2 

Ⅱ. Worldstar

SCREEN PLAY 1-3

Dial Up (No Lyrics)

Ⅰ. Worst Guys (Feat. Chance The Rapper)

 

 

SCREEN PLAY PART 2

Ⅱ. Shadows

SCREEN PLAY 2-2

Ⅲ. Telegraph Ave.

SCREEN PLAY 2-3

Ⅳ. Sweatpants

SCREEN PLAY 2-4

V. 3005

 

 

SCREEN PLAY 3

Playing Around Before Party Starts (No Lyrics)

Ⅰ. The Party

SCREEN PLAY 3-2

Ⅱ. No Exit

SCREEN PLAY 3-3 (Death By Numbers)

 

Ⅰ. Flights Of The Navigator

SCREEN PLAY 4

Ⅱ. Zealots Of Stockholm

SCREEN PLAY 4-2

Ⅲ. Urn

SCREEN PLAY 4-3

 

 

Ⅰ. Pink Toes

SCREEN PLAY 5

Ⅱ. Earth: The Oldest Computer (The Last Night) (Feat. Azelia Banks)

SCREEN PLAY 5-2

Ⅲ. Life: The Biggest Troll (Andrew Auernheimer)


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