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Yellow (Feat. Bekon)

Album : The Sailor
Track : ?
Year : 2019
Produced by : Rappy & Bēkon

Rich Brian (リッチ・ブライアン)の2019年6月26日リリース予定のニュー・アルバム『The Sailor』からファースト・シングル” Yellow “を紹介します! 

インドネシア出身、現在はアメリカに活動の拠点を移している彼。忘れがちですが、彼は未だに19歳 (! )という若さ。すでに88 Risingレーベルからメジャーデビュー・アルバム『Amen』をリリースしてから1年と4ヶ月ほどで、セカンドアルバムを発表することとなりました。
「誰にも知られず、消えるにはどうすればいい?、俺が消えたら、悲しんでくれる人はいるのか?」というコーラスと、彼の肌の色である” Yellow “というタイトルからは、彼が自身のアイデンティティに関する葛藤を抱えていることが浮かんできます。

非常にネガティブな内容のコーラスから始まるこの楽曲。
しかし、ブリッジを境目に、彼の言葉からは殻を破ったような「自信」を感じ取ることができます。
「イエローだからって、気持ちに抗わなくていいんだ」「俺の魂が欲しいかもしれないけど、俺たちは売ったりしない」
苦悩を抱えた彼の、ブリッジ部分でのこの言葉は、葛藤の中で下した心の中の「決意」にも聞こえるのではないでしょうか。

彼は来たる新作について
「俺は世界中の子供達が、育った場所なんて関係なしに成功できるって思っていて欲しいんだ。
このアルバムは何の保証もないこの新しい世界で勇気を持って生きる、過去、現在、そして未来の世代に送るよ。」
と語っています。

客演、楽曲のプロデュースにはケンドリック・ラマー『DAMN』を手がけたBekon (ベコン)。
ミュージック・ビデオのプロデュースには、ビリー・アイリッシュの” Bad Guy “、トラヴィス・スコットの” Sicko Mode “などを手がけるDave Mayersと非常に豪華な面々が揃っております。


[Chorus: Rich Brian]
How do I disappear without anybody knowing?
誰にも知られず、消えるにはどうすればいい?

Will anybody even miss me when I’m gone?
俺が消えたら、悲しんでくれる人はいるのか?

 

 

 

[Verse 1: Rich Brian]
Bottle full of liquor, I’ma drown tonight
ボトルにはいっぱいの酒が、今夜はこれに溺れるんだ

Life looks so easy, all you gotta to do is close your eyes
目を閉じれば、人生は超簡単に見えるぜ

Please don’t call the reverend, I don’t need no help
俺を崇めるのはやめてくれよ、助けは必要ないんだ
(死んでから、神のように崇められるラッパー・アーティストは多くいます)

Bury me a legend, I’ma dig the grave myself
レジェンドとして埋めてくれよ、俺は自分で掘り返すからさ

I can’t remember when I last felt alive
「生きてる」と実感してた頃がもう思い出せないよ

Don’t try to save my life, I’m already on my way tonight
俺を救おうとしないでくれよ、今夜はもう自分の道を決めたんだ

The blood is on my hands, it’s either do or die
手のひらには血が。やるか死ぬか、二つに一つだろ

Don’t even try to save my life (Save my life)
俺を救おうとしないでくれよ (俺の命を)

They gon’ memorize my name when I’m gone
こいつら俺が死んで初めて、俺の名前を覚えるんだろうな

And they gon’ recognize my face when I’m gone
俺の顔も、死んで初めて、覚えるんだよ

(They gon’ love me when I’m gone)
(死んで初めて、俺を好きになるんだ)

 

 

 

[Chorus: Rich Brian]
How do I disappear without anybody knowing?
誰にも知られず、消えるにはどうすればいい?

Will anybody even miss me when I’m gone?
俺が消えたら、悲しんでくれる人はいるのか?

 

 

[Bridge: Rich Brian]
Bitch, hello
ビッチ、ハロー

(Hello, hello, hello, hello, hello, hello, hello)
(ハロー、ハロー)

Don’t fight the feeling ‘cause I’m yellow
イエローだからって、気持ちに抗わなくていいんだ

(Yellow, yellow, yellow, yellow, yellow, yellow, yellow)
(イエロー、イエロー)

Will I make it? Who the hell knows?
俺が上手くいくかって?どこの誰がそんなことわかるんだよ?

(Hell knows, hell knows, hell knows, hell knows, hell knows, hell knows, hell knows)
(どこの誰が知ってんだよ)

You want my soul but we don’t sell those
俺の魂が欲しいかもしれないけど、俺たちは売ったりしねえ

(Sell those, sell those, sell those, sell those, sell those, sell those, sell those)
(魂は売らねえんだ)

 

 

 

[Verse 2: Rich Brian]
Yeah, ayy, oh
エイ、エイ

Got a full clip, don’t even carry no guns (Gun)
武器ならいっぱいあるぜ、銃なんて持たなくてもいいくらいにさ (Gun)

Don’t need no ICE, feel like I’m 21 (21)
” ICE “はいらねえ、21みたいな感じだぜ (21)
(21サヴェージのこと。2019年に入りICE (Immigration Customs Enforcement) – 移民執行局によりビザの失効が発覚し、イギリスに強制送還されていました。また” Ice “にはダイアモンドなど宝石の意味もあり、21サヴェージはそういった「高価なジュエリーは必要じゃない」という発言をしています)

Breakfast and lunch, she gon’ swallow my sons (Sons)
朝飯にランチも、彼女は俺の” アソコ “を吸うんだ (アソコをさ)

Dinner, dessert, eat these rappers for fun (Fun)
ディナーとデザートには、面白いからあいつらラッパーを食ってやるよ (面白いからな)

Don’t give no fucks if you don’t fuck with my shit
俺の曲がどうでもいいなら、俺に構うなよ

Rock 50 stages in all 50 states, bitch
50の州全部で50のステージをロックしてんだ、ビッチ

I did it all without no citizenship
市民権なしでやってやったぜ
(彼はカリフォルニアに住んでいますが、永住権を獲得していないんでしょう)

To show the whole world you just got to imagine
君の想像通り、世界に見せつけてやるんだ

 

 

[Outro: Bēkon]
On the day (On the day)
その時 (その時)

The bullets block out the sun (The sun)
銃弾が太陽を遮る時さ (太陽を)
(何かに必死になって盲目的になることを意味しているように思えます。人を攻撃ばかりしようとすること)

We are fools (We are fools)
俺たちはアホだよな (俺たちはアホなんだ)

Pointing at everyone (Everyone)
誰でも標的にしてさ (誰でもさ)

But ourselves
でも俺たちは違う

‘Cause we’re the only ones to blame (We’re the only ones to blame)
だって人を責めることができるのは唯一俺たちだけだから (俺たちだけなんだ)

It’s insane (Oh, it’s insane)
それっておかしいよな (おかしいよ)

‘Cause no one ever wants to change
だって誰も変化を求めないからさ


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